サンドウィッチ ひと時の休息に「エッセイ」をご用意致しました。

サンドウィッチ(一例)
サンドウィッチは、たいへん単純な料理でありながら、様々なバリエーションがあり、世界中でよく食されています。
最大の特徴はおにぎりと同じく手で掴んで食べることにあります。よってピクニックなどの食事としても重宝されており、旅行する際の車内食や、航空機などの機内食に用いられることも多いようです。
アメリカ合衆国ではデリカテッセンの主力商品であり、サンドウィッチの美味しさが店の売り上げに大きく影響するそうです。

サンドウィッチの定義(なぜ、こんな事にこだわるのか?・・)ですが、
食パンに具を挟んだものをさすことが多いが、それ以外の形式のものもサンドウィッチと分類しても良いでしょう。
例えば、フランス料理のカナッペ、ハンバーガーや、イタリア料理のパニーノもサンドウィッチの一種でしょう。
早い話が、パンと各種の食材が一体となって、簡単に手づかみで食べられるものであれば全てサンドウィッチと呼んでも良いでしょう。
ところで、なぜこの料理をサンドウィッチと呼ぶのか?
一般的には18世紀イギリスの貴族で海軍大臣などを歴任したサンドウィッチ伯爵から、この料理名が付いたと言われています。
サンドウィッチ伯爵は、無類のトランプ好きで、食事にかける時間も惜しむ程でした。そこで、ゲームの合間に片手で食事が取れるよう、パンに具を挟んだものを用意させていたことから、いつしかこれがサンドウィッチと呼ばれるようになったそうです。

しかし、パンに具を挟むという料理自体は古代ローマのオッフラ、インドのナン、中東のピタ、メキシコのタコスやブリート等、昔からあるのですが、サンドウィッチから連想されるイメージは食パンに具材を挟んだものが浮かんできます。
やはりサンドウィッチ伯爵の影響が大きいからでしょう。

さて、サンドウィッチの王様といえば、やはり「クラブハウスサンド」でしょう。
アメリカのクラブハウスで生まれた、このサンドウィッチは「厚すぎて食べにくい」とよく云われますが、豪快に食べるのも醍醐味であろうし、なにより豊富な具材が嬉しいですね。ビールやワインとの組み合わせも楽しみです。皆さんも一度トライしてみませんか

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