ココ椰子 ひと時の休息に「エッセイ」をご用意致しました。

芽が出た椰子の実
南洋の島々で海岸に立っている木々をイメージすると、ほとんどの方はこのココ椰子を思い浮かべると思います。
まあ南洋を代表する植物だと言うことでしょう。
 ところで、この椰子の木は成長すると10mを越すほどの高さに成長します。そして椰子は南洋の人々にとって大切な食材であり、日用品としても利用されていました。また日本でもおなじみのタワシの原料としても知られていますね。
ココナツの実は小さいうちは幼児の離乳食として使われ、有る程度に成長するとジュース(飲料水)として使われ、回りのコプラ部分はココナッツミルクとして使われています。
芽が出た椰子の実は中身がスポンジボールみたいですが、食べるとシャリシャリとした歯ざわりが心地よい食べ物になっています。
 また実の殻はタワシに成る他、デッキブラシなどとしても使われています。面白い使い方として中の繊維を燻して虫除けとしても使われています。(日本の蚊取り線香みたいな物です)

 まあ、色々な使い方の有る椰子ですが、私は日中の日差しが強いとき椰子の葉陰で涼むのが好きです。
ところで、このココ椰子をお土産として持ち帰る事が出来るって、知っていますか? 椰子の実で芽が出ていること、そして根が出ていない事が条件です。
夏場には観葉植物として楽しめますよ。

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