ドラゴンフルーツ ひと時の休息に「エッセイ」をご用意致しました。

店頭販売のドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツはサボテン科に属し、ピタヤと呼ばれるている多肉植物です。原産は南メキシコ、中央アメリカ諸国で熱帯に分布されています。
日本では沖縄などで毎年7月から11月まで数回収穫されます。

ヘルシーな果実でビタミン、繊維、ブドウ糖及び体に必要なミネラルを多く含んでいます。また果実の中にあるゴマ状の種子は腸を刺激して便秘を改善しますので美容フルーツとしての人気も高い果物です。

ドラゴンフルーツは非常に強壮なサボテンで、寒さに弱い点を除けばこれといって手のかかる事はありません。日当たりが良く、水はけの良い土壌に植え付けるだけで誰でも簡単に栽培できます。
でも、手入れを行わないとグングン伸びて行き、10メートル程にもなってしまいます。新芽も1年で1メートル以上伸びる事がままあるので狭い場所では栽培が出来ません。
それから、自立はしないので支柱が必要です。1〜2メートル以上の大きさに育った株の下垂した枝に花が付くので、1メートルほど上方に伸ばしたら摘心し、そこから新たに出た枝を紐で縛って下に誘引(見た目が開いた傘のような感じになる)してやると良いようです。あまり伸ばしすぎると管理に支障を来たすので、ある程度の大きさになったらそれ以上伸びた部分は切り詰めましょう。

日本では「果実」だけをフルーツとして食するのが普通ですが、原産国では食用サボテンとして「花(蕾)」や「葉肉」も食べられており、捨てるところのない植物として重宝されています。

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