焼き芋 ひと時の休息に「エッセイ」をご用意致しました。


ホクホクに焼きあがった焼き芋
 今年も寒い季節がやってきました。寒くなると、枯れ木や落ち葉を集め、焚き火を行っている風景をチラホラと見掛けます。もっとも、都会では殆ど見られることの無い風景だとは思いますが・・・
私の住んでいる田舎では時々見かける風景なんです。

枯れ木などを燃やすと"熾き(オキ)”と呼んでいる燃え盛る炭が出来ます。ある程度の量の木片を燃やせば、当分消えることの無い"熾き(オキ)”が残ります。
この中にサツマイモを入れて焼くと美味い「焼き芋」が出来上がります。

焚き火は、冬を物語るものとして扱われており、冬を表す季語にもなっているようです。

さて、さつま芋を上手に焼き上げるコツは濡らした新聞紙(濡らすと蒸し焼きのような状態になり、なめらかになる)とアルミホイルに包んで、ゆっくりと時間を掛けて焼く事です。
 でもね、多少焦げ目が出来ても、一部が炭になっても、残った部分は飛びっきり美味いですよ。
私の住んでいる地方でよく使われる芋は“高形”“紅あずま”などですが“金時”や“にんじん芋”も甘くて美味いですね。

さあ、わが家でも畑に積まれている枯れ木や枯れ草を集めて焚き火でもしますか!
勿論、焼いた後は焼き芋でも楽しむことにしましょう!

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