霜柱 ひと時の休息に「エッセイ」をご用意致しました。


霜柱
 今年も冬がやって来ました、寒い朝に時々見かけるこの光景!
ご存知ですね。 そう!霜柱です。

昔は暮れから2月の中旬頃まで毎日のように見かけたものです。
そして霜柱を足で踏みしめるとザクザクと心地良い音がして、泥濘の中にまで入り込んだ思い出があります。

夢中で遊んでいると長靴でも冷たい水が入り込んでしまい、指先はシモヤケデで真っ赤になったものでした。
こいつ(霜柱)は土中の水分が凍って出来るくらいのことは判っていても、つい踏みしめたくなってしまいますね。

今年も暖冬・・・と、思っていましたが、とんでもない!厳冬となり、早朝の霜柱を見かけるのは日課となってしまいました。凍りついた畑に出て、白菜や大根を見回っていると、こいつを見かけるんです。
 最近はアスファルト道路が多くなってしまい、昔のような砂利道は本当に少なくなってしまいました。必然的に霜柱も道端で見かける機会はほとんど無くなってしまったのですが、私の家では畑で見ることが出来ます。

こいつが出来る時期は寒さが厳しいので嫌いです。早く暖かい春が来て欲しいです。