ソラマメ ひと時の休息に「エッセイ」をご用意致しました。


栽培中のソラマメ(莢が下がると収穫時期)
 初夏になるとお目見えする「ソラマメ」 私の大好きな食材のひとつです。 私の住んでいる遠州地方(静岡県)では「がんまめ」と呼ばれています。
ソラマメは、さやが空に向かってつくため「空豆」、または莢の形が蚕に似ていることから「蚕豆」という字があてられたそうです。

ソラマメの主な成分は、タンパク質とデンプンですが、ビタミンB1&B2、ビタミンC、鉄分なども豊富に含まれる優秀食材です。
ミネラル・ビタミンともに豊富で、なかでもビタミンB2は豆類の中でトップクラスです。

 余談ですが、ビタミンB2は脂肪の代謝に深く関わっています。
皮膚や口・舌・鼻などの粘膜を健康に保つ働きがあり、不足すると肌荒れ、目の充血、口内炎や口角炎になりやすくなります。 また、脂っぽい肌になったり、脂漏性湿疹ができたりします。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復に役立ちます。
食物繊維もたっぷり含まれているので便秘がちな方に良いですね。
また、カリウムやカロチンも含まれており、コレステロール低下作用、 動脈硬化や心臓病の予防効果が期待できます。

さて、ソラマメは「美味しさは3日間だけ」と言われるほど、鮮度に美味しさが左右されます。 入手したら、早めに召し上がるのが良いでしょう。

実は、このソラマメを今年、栽培してみました。アブラムシとカメムシに悩まされましたが、何とか収穫までこぎつけました。 早速、塩茹でにして食べてみました、いやあ 美味いものですね!
でも私の、お気に入りの食べ方は、穫りたてを莢ごと網焼きにして熱々でホクホクのところを食べる・・・・ 美味いですよ。