ブーゲンビリア ひと時の休息に「エッセイ」をご用意致しました。


ブーゲンビリア
 ブーゲンビリアは、オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木(つる性の植物)です。
和名ではイカダカズラ(筏葛)、ココノエカズラ(九重葛)と呼ばれています。
南国を代表する花のひとつですね。

原産地は、中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林と言われています。ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来します。

花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるようです。しかし、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分です。色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり、通常3枚もしくは6枚あります。
 ところでこの花(つる性の熱帯花木)は丈夫で長期間開花することから、熱帯各地で親しまれています。
また以外にも寒さにも強く、霜が降りない地域では戸外でもよく冬越しします。
鉢で育てる場合は、寒い冬は屋内に取り込み、暖かい日差しのときに10日に一度くらいの間隔で水遣りを行えば、冬越しができます。

肥料と水を多く与えるような育て方では、枝葉ばかり茂ってとげが目立つようになり、花はほとんど咲きません。肥料と水やりを加減することで、1年に2〜3回開花させることができます。