サトイモ(里芋) ひと時の休息に「エッセイ」をご用意致しました。


栽培中のサトイモ(里芋)
 里芋は、東南アジアの熱帯が原産で、タロイモの仲間です。日本へは縄文時代に中国から伝わったとされています。 今では芋と言えばジャガイモやサツマイモを指しますが、俳句で芋と言えば里芋を指すなど、歴史の古い作物なのです。

熱帯が原産なので高温多湿を好み、夏の暑さでもグングン生長していきます。やや栽培期間が長いですが、手間はあまりかからず、放任栽培にも向いています。家庭菜園で育てて上手に保存しておけば、必要なときに必要な分だけ利用できて便利です。

ただし、乾燥には弱く、子芋の生育時期に土壌が乾燥しすぎると、食味の悪い小さく硬い芋になってしまいます。乾燥時期には潅水(水やり)を十分に行う必要があります。
また、里芋は連作を嫌います。同じ場所で作り続けるとセンチュウなどの被害が出やすくなりますので、連作は避けます。
 こんな里芋を味わうなら、「里芋の煮ころがし」がお勧めです。里芋の味が良くわかりますよ。
我が家では、今年は3種類の里芋を栽培しています。早く採れる順に・タケノコ芋、エビ芋、おんな芋 です。
特にタケノコ芋は成長が早く、今では私の背丈を越えてしまいました。
今月から順次、収穫を行います。出来具合が楽しみです。

また、エビ芋は高級食材とされています。その分、栽培が難しいのですが、近くの農家の指導を受け栽培しました。今のところ順調に育っています。早ければ今月末には収穫する予定です。