パパイヤしりしり ひと時の休息に「エッセイ」をご用意致しました。


パパイヤしりしり
 パパイヤしりしり(青パパイヤを使った沖縄の料理です。)

昨年はパパイヤの栽培に成功し、青いパパイヤを沢山収穫できました。 この青パパイヤを使ったレシピに「パパイヤしりしり」が有りますね。
沖縄料理の「パパイヤしりしり」を食べたことありますか? 加熱した青パパイヤをしりしり(千切り)にして、ツナやベーコンなどと一緒に炒めた料理です、これが以外に美味しくて 、ハマってしまいました。

青パパイヤを洗い、縦から2つにカットします。パパイヤで手がかぶれる人は手袋をして下さい。
スプーンで種を取り除いたあと、皮をむいてヘタを切り落とします。そしてスライサーで千切りにします。
水にさらし、10分程あく抜きをします。
だし汁を入れ、蓋をして5分ほど弱火で煮込みます。少ししんなりしたら、ツナ缶を1缶すべて入れます。
中火で炒め水気をとばします。水気がなくなってきたら、ニラを入れさっと炒め、香りづけに醤油を少々いれて完成
 少し煮込む事でホクホク柔らかく仕上がります。ツナ缶の油があるので、炒める際の油は不要です。 (レシピはクックパットなどを参考にしてください。)

完熟前の「青パパイヤ」は栄養の宝庫です。食べないなんてもったいない!

青パパイヤは、タイやフィリピン、沖縄などではポピュラーな野菜のひとつです。パパイヤというとフルーツを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、この青パパイヤは果実が熟す前に収穫して、野菜として調理されます。
皮は硬そうに見えますが、かぼちゃほど硬くはなく、包丁で簡単に切れます。果肉は白く、切ると白い乳液状の果汁が出てきます。この乳液が手につくと、かぶれることがあるので肌が弱い方はちょっと注意が必要です。洗い流すか、前もって手袋をするようにしましょう。収穫後、常温で2週間ほど保存できます。

青パパイヤは歴史をたどれば2億年前からあるとされています。16世紀はじめに、コロンブスによって南アフリカ大陸北西部で発見されました。船旅の途中、船員のひとりが体調不良をおこした時、原住民にパパイヤを差し出され、食べた処、体調が回復したことに驚いて国に持ち帰り、そこから広がったと言われています。

日本国内の青パパイヤは、沖縄や、鹿児島で生産されているのが主ですが、そのほか愛知県や高知県でも栽培されています。もともとパパイヤは熱帯地帯で育つため、国内のものは年中出荷されるわけではなく、市場に出回るのは7月から11月初旬くらいまでです。

パパイヤと青パパイヤは、基本的には同じ果実です。実が十分熟してからフルーツとして食べるのがパパイヤ、熟す前に収穫して野菜として食べるのが青パパイヤです。実が熟すにつれて栄養価も変わります。

青パパイヤに含まれる栄養素
・パパインたんぱく質を分解する酵素
・ポリフェノール抗酸化作用で老化防止
・ビタミンC青パパイヤに含まれるビタミンCはほかの植物に含まれるビタミンCよりも熱に強いのが特長

青パパイヤの効果効能
生活習慣病予防・・・生活習慣病の中でも、高血圧や脳卒中、心臓病などは血管や血流が大きく関わってきます。青パパイヤの栄養素が持つ抗酸化作用により血管の老化を遅らせるとともに、ポリフェノールによる血液サラサラ効果がこういった病気のリスクを抑えます。
ダイエット・・・青パパイヤに多く含まれるビタミンCとポリフェノールは美容効果が高い成分です。ビタミンCはメラニン色素の生成を抑えるために、肌のシミやくすみのトラブルを予防します。また、コラーゲンの合成を助けてくれるため、きめ細かい肌へと導いてくれます

さあ貴方もこの青パパイヤを使った料理で食生活を改善してみませんか?