太刀魚 |
太刀魚は海中にいるときは立っているように泳いでいますね。
この様子が銀色の刃が並んでいるように見えます。
平たく長く先端が尖った太刀に似ている事から太刀魚・サーベルフィッシュなどと呼ばれています。
いずれにせよ、一般の魚のイメージとはずい分異なった形態のようです。
スズキ目タチウオ科の海水魚で大物では全長約２メートルにもなります。体は細長く側扁が著しい。尾端は糸状に尖っています。歯は鋭く体表はうろこがなくてグアニンで覆われ、銀白色に輝いています。
海のギャングとも呼ばれる太刀魚。怖い危険な見た目とはウラハラにその美味しさは絶品。関西を中心に、夏〜秋の防波堤は太刀魚釣りのベストシーズン。太刀魚は群れで回遊しているため、大きな群れに当たれば夢の大漁や、ドラゴン級の大型サイズを釣ることもできます。
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北海道以南の全国各地の沿岸で、湾内の浅場から100メートル前後までの砂泥底に群れで棲息しています。日中は深場に潜んでいますが、夜になるとエサを追って中層や表層まで浮上してきます。肉食性で鋭い歯を持っており、小魚、甲殻類、アミ類などを捕食します。捕食方法は、頭上を通り過ぎる獲物を特徴的な大きな口と鋭い歯で捕えます。
見た目とは裏腹に、白身で柔らかな肉質が持ち味で、上品な味と濃い旨みが特徴的な魚ですね。
塩焼きにするとその旨みや魅力が発揮されますが、新鮮なら刺身も美味い！軽く炙った御造りもお勧めですね。
ただ、身が薄いのでさばくのが大変です。うっかりしていると身がグチャグチャになってしまいます。
一般的なサイズのものはブツ切りにして塩焼きか煮魚にするのが無難ですね。
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